男のロマン(!?)、ミュンヘンへの旅

会議の合間の週末には、みなさん観光モードに突入します。 まず手始めにインスブルックからミュンヘンなどはいかがでしょう? おとなりのドイツですが、ウイーンなんかにいくよりよっぽど近くて楽しいです。 いろいろ名所もありますしね。

朝9時にインスブルック中央駅に集合です。 今日はいい天気で山もきれいです。 ミュンヘン行きの直通列車は午前10時30分までないのですが、乗り換えを使いま すと9時30分に出発できます。 お客様の中には直通列車しかお調べにならず、集合時間に遅れても大丈夫とたかをくくって、お約束していた方と合流できなかったという方もいらっしゃいますが、旅先では「早起きは3文の得」ということを心得ておきましょう。

まあ、そんな方々はお構い無くウイーン行きの特急に乗り込みましょう。こちらの特 急は広くてゆったりしてますね。 列車はアルプスの山並みに沿って快適に進み、45分ほどで乗り換え駅「クーフシュ タイン」に到着。 次のミュンヘン行きは約30分後。こっちは改札に人がいないので、ちょっと駅 の外にでて散策でもしてみましょう。 土曜日ということで、街の方から音楽が聞こえてきます。城塞やイン川、路地などを眺 めて時間をつぶします。 ホームに戻るとローマ行きの特急が到着してい ました。 小さな駅ですがドイツとの国境なので国際列車もずいぶん停まるようです。 貨物列車も停まってますが、何か見慣れぬ感じが、、、。

ようやくミュンヘン行きの急行が到着しました。 今度はコンパートメントをGETです。 急行という名の割にはかなりローカルな駅(トーマス・クックに載ってないくら い)にも停まります。

ミュンヘン到着は正午前。 ミュンヘン中央駅は非常に大きな駅で、ホームは36番線まであります。 ドイツの誇る新幹線「ICE」も見ることがで きます。 とりあえず両替をしなくてはなりませんが土曜日ということで開いているのは駅の両替所だけ。非常に混んでます。 で、なかなか進まない列から隣に並び替えた途端に前の列が進むというのはよくある話。 でも、さらに並び替えた窓口が閉まってしまう という目にあったお客様もいらっしゃいますのでご注意ください。

とりあえず、お昼をいただきます。やっぱりドイツといえばビールとソーセージ。 このためだけに来たといっても過言ではありません。

ミュンヘンには見所がたくさんあって、美術館コース、市内観光コース、オリンピッ ク公園コースなどがありますが、今回はオリンピック公園コースにしましょう。 地下鉄に乗ってオリンピック公園に向かいますが、ミュンヘンの地下鉄は結構複 雑なのでわからなくなったらその辺の人に聞い てみましょう。英語が分かる人が多いのでそんなに苦労はしません。

オリンピック公園について、まず目につくのはオリンピック塔とハリネズミのようなスタジアム です。 もうひとつはBMW本社ビルです。 こちらも後で行ってみましょう。 公園を歩いていくと今日はマウンテンバイクの大会が行われているようで、たく さんのテントが立ち並んでいます。 あまりに外が暑いので、さっさとオリンピック塔に入ります。 ミュンヘン市内を一望できるのでとってもGOODです。 ガイドブックと見比べながらいろいろ探してみましょう。

次はBMW博物館 です。 屋根がBMWマークになってる建物ですね。 後ろのビルが本社ビルです。 中は螺旋状に坂が続いていて、BMWの歴史と共に進んでいく形式です。 所々にモニターがついていて入場のときにもらったへッドフォンで説明を聞くこ とができます。 へッドフォンの説明には日本語はありませんけどパンフレットは日本語版がある のでそれをみながら進みましょう。 往年の名車がずらりと並ぶ姿 は美しい光景です。 展示は車だけでなく、シミュレーターや交通システムの実演もあるので結構楽し めます。 最上階にはシアターがあってBMWの歴史というかプロモーションビデオが上映さ れています。 ただ、お疲れの方は睡眠室としてご利用されるようですが、、、。

観光が一通り終わったら、一休みしてか ら、駅近くのビアガーデン「Augustiner-Biergarten」でお待ちかねのビールタイムです。 こちらは普通にビールを頼むと大ジョッキで出てきますので、お酒があまり強く ない人はアルコールの少なめのものか、ノンアルコールビールを注文しましょう。 お楽しみはビールだけでなく、ドイツの名物料理もあります。 みなさんよくご検討して注文しましょう。 例えば、グリルチキンなんかお すすめですね。 ここはビアホールもあ りますので落ち着いた雰囲気が好みの方はこちらでお楽しみください。

アルコールが入るとついつい帰りの時刻が遅くなります。今回はインスブルック 着午後10時22分の特急で帰ることにしましょう。 ということで、午後8時すぎまでお楽しみは続きます。 終了後も行きのけだるい雰囲気とはうってかわって、ハイテンションになられるお客さ まが非常に多いのもこのコースの特徴です。 ただし、はしゃぎすぎて景色がこのようになってし まうと、大事な手帳(しかも某アーティストの限定品)な どを紛失してしまう可能性がございますので、お気をつけください。


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