| 使用データ | ●気象庁印刷天気図 ●気象庁全球客観解析データ(GANAL) ・水平グリッド:1.875°× 1.875° ・時間間隔:12時間(00z,12z) |
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| 解析期間 | 1994年4月1日〜1995年3月31日 |
| 解析領域 | 北緯20°〜65°,東経100°〜180° |
それぞれを「OKHOTSK-JAPAN SEA」タイプ(10ケース、以下OJタイプ)と「PACIFIC OCEAN」タイプ(16ケース、以下POタイプ)とに分類し、それぞれの違いについて、解析する。 |
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| 全体 | 12月を中心とした冬季に多く発生し、夏季には1つも発生していない。 |
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|---|---|---|
| OJタイプ | 秋から初冬にかけてと春に多く発生している。 | |
| POタイプ | 真冬に多く発生している。 |
| 全体 | 1.1bergeronをピークに正規分布的に減少。 | ![]() |
|---|---|---|
| OJタイプ | 1.2〜1.6BERGERONの間に集中している。 | |
| POタイプ | 発達率の大きさに散らばりがあり、大きな発達率を持つ事例もある。 |
◎400hPa面
| OJタイプ | POタイプ | |
|---|---|---|
| 相当温位 |
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| 傾圧域が日本上空にあり、勾配が比較的小さい。 | 傾圧域の中心が太平洋上に存在し、 相当温位300K以上の寒気がオホーツク海上に張り出している。 | |
| ジオポテンシャル高度 |
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| 日本上空で勾配が大きくトラフが大陸からオホーツク海に伸びて いる。 | 勾配の極大が日本の東から太平洋に存在。 | |
| 比湿 |
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| POタイプの方がOJタイプに比べて 太平洋上の勾配が急になっている。 | ||
| ポテンシャル渦度 |
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| OJタイプに比べてPOタイプの方が大きく南に張り出している。 | ||
◎地表
| OJタイプ | POタイプ | |
|---|---|---|
| 温位 |
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| 280Kの等温位線がOJタイプの方がPOタイプに比べて 北にあるが、傾圧域の分布、勾配の強さに大きな差はない。 | ||
| 相当温位 |
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| オホーツク海北岸に強い傾圧域がある。 | 太平洋上の傾圧域が東に伸び、日本の南にもう一つの傾圧域がある。 | |
| 比湿 |
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| 日本海に強い水蒸気の移流がある。 | 太平洋上の勾配が大きい。 | |
| 気圧 |
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| 低圧域がオホーツク海に存在している。 | アリューシャンの低圧域と大陸上の高圧域がはっきりしている。 | |
| OJタイプ | POタイプ |
|---|---|
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| 最大発達時の渦の位置 | |
| 距離1000〜1500km、南西または北西方向に位置。 | 距離500km前後、西〜北西に集中。 |
| 渦の接近方向 | |
| 西からのものが多い。 | ほとんどが北西方向から接近。 |
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表1 相関係数 (右上:OJ 左下:PO) | ||||
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| 相対距離 | 相対渦度 | 渦位 | 発達率 | |
| 相対距離 | -0.085 | 0.493 | 0.568 | |
| 相対渦度 | -0.184 | 0.433 | 0.085 | |
| 渦位 | -0.005 | 0.559 | 0.454 | |
| 発達率 | -0.206 | 0.683 | 0.439 | |